クラウドファンディング挑戦中

高知県日高村:ビールで人と人のつながりを促進し、地域を活性化したい! 

人口減少に歯止めがかからない、高知県。今年4月には人口が65万人を下回り、統計史上最少となりました。そんな逆境でも、高知で暮らしていきたい人はたくさんいます。スコットランドから移住してきた私たちもそう。私たちは、日高村初の醸造所で生まれるビールで高知にもっと「つながり」を生み、地域に貢献します。

こんにちは。本クラウドファンディングプロジェクトの代表、ケルビー咲野です。

私とスコットランド人の夫・ジョンは2018年のとある出来事をきっかけに、2022年、家族4人でスコットランドから私の故郷である日高村へ移住してきました。そして私たちはこれから、クラフトビール醸造所BRAVE&BRAW(読み方:ブレイブ・アンド・ブロー)を始めます。

全く違う国、文化、業種から日高村へ移住してきた私たちにとって、ここまでたどり着くのは簡単なことではありませんでした。何度もくじけそうになりましたが、仲間に支えてもらいながら、コツコツと準備を続けてきました。

そして3年間の日高村地域おこし協力隊としての活動を経て、醸造所の建設まであと少しというところまで来ました。

この度、私たちのストーリーをより多くの方に知ってもらうために、クラウドファンディングに挑戦することにしました。いつか皆さんにお会いして、私たちの醸造所で語り合える日がくることを、心より楽しみにしています。

毎日立ち止まる時間もなく、今日も昨日と同じルーティンを繰り返す。スマホを眺めながら横になり、そのまま眠りに落ちる。

私の夫であるジョンも、スコットランドでそんな毎日を送っていました。そしてジョンは知らない間に、自分が本当にやりたかったことが何だったのか、忘れてしまっていました。

2018年。ジョンは、人口4700人のこの小さな村で、昔の自分を思い出すことになります。そして私たちは思いました。

今を生きる私たちには、自分を思い出す時間、夢を語り合う仲間が、もっと必要なんじゃないかと。
今を生きる私たちだからこそ、もっと「つながり」が必要なんだと。

スコットランドの民謡にも、ビール片手に旧友との再会を喜んで、語り合うための歌があります。スコットランド人は毎年、大晦日の日にみんなで輪になって手をつなぎ、その歌を歌いながら新年を迎えるんです。(どんな曲か気になる方は、ぜひ動画をご覧ください。)

私たちBRAVE&BRAWには、高知県の人口を増やすことはできないかもしれない。
でも、私たちのビールの周りに集まってくれる、今いる人たちが手を取り合ってつながっていけば、きっと未来は明るくなると信じています。

私たちはそんな世界を、日高村で生まれるビールで実現したいんです。

人と人とのつながりって、どんな時に生まれるのでしょうか。
誰かに声をかけたとき?新しい場所へ踏み出したとき?自分の本音を打ち明けたとき?

いろんなつながり方があると思います。
でも、その最初の一歩を踏み出すのは、とてもBRAVEなこと(=勇気のいること)

デジタル時代に生きる私たちは、人、場所、そして自分との手軽な「つながり」に満たされてしまっています。でも、本当に心を満たす深い「つながり」は、意図的で、特別な瞬間から生まれるものだと思うんです。私たちが、2018年に日高村で体験したように。

私たちは、そんな最高のつながりの瞬間を祝福したいんです。誰かとグラスを合わせる時、その場の雰囲気や会話、感情の高まり、すべてがBRAW(「すばらしい」という意のスコッツ語)になることを願って。

高知にもっと、勇気ある一歩を。すばらしい瞬間を。そんな想いを込めて「BRAVE&BRAW」という名前にしました。

ここからは少し、私たちについてお話しさせてください。

ジョンは、昔からパブで働くのが大好きでした。ITコンサルタントとして独立するまで合計17年間、いろいろなパブで働いていました。パブの仲間とは毎晩夜遅くまで共にビールを提供し、お客さんと一緒にラグビーの試合を見て叫び合い、閉店後はビール片手に語り合っていたそうです。

2011年頃、エディンバラのパブでビールを提供しているジョン

ジョンはどちらかというと寡黙な人なのですが、パブでは不思議と人とのつながりを築けると言います。スタッフ、お客さん関係なく、パブで仲間と一緒にいることが、ジョンは大好きだったそうです。

スコットランドのパブは、いつもコミュニティーの中心にあるもの。パブというのは、ただ単に飲みに行くところじゃない。属するものなんだと思う”

ジョンはそう言います。

しかしITの仕事で生計を立て始めてからは、パブに行くのはお客さんとして飲みに行くときだけになっていました。そんなときにジョンが出会ったのが、クラフトビール。

ジョンが、スコットランドの首都・エディンバラで行われたクラフトビールフェスティバルから帰ってきたときのこと。その日は夜中に一時間、家に着くなり玄関でそのフェスティバルでのすばらしい出会いについて話してくれました。

クラフトビール店ではぜひ飲み比べを試してほしい。「これもビールなの?」と驚くはず

醸造士との出会い。新しいビールとの出会い。創造的で自由なクラフトビールとの出会い。

”またパブで働きたい。そこで出すビールが自分がつくったビールだったら、どんなにすばらしいだろう”

ジョンはその頃から、そんなふうに思い始めたそうです。

一方で私は当時、日本語講師の仕事が楽しくて仕方ありませんでした。でも、教師としてもっと成長したい半面、子どもも欲しかった。

「どっちも諦められないから、どっちも始めたい」と言った私に、ジョンは一つも反対することなく、一緒に挑戦してくれました。自分の夢は、後回しで。

私の「やりたい!」をずっと応援してくれていたジョン

そして偶然にも、産休中に修士を始めることになりました。大変でしたが、理解ある家族と職場、同窓や指導官に恵まれて、とても幸せな時間でした。

そんなとき、私たちは日高村に娘を連れて一時帰国しました。日高村は私が生まれ育った村です。

長女が初めて日高村の家族に迎えられたとき

お互いが仕事と学業から少し離れ、娘の誕生を日本の家族や友人と喜び、昔の話やこれからの話をたくさんしました。そんな日が数日過ぎた、ある日。12月とは思えないくらい暖かい田舎道を歩きながら、ジョンが突然言ったんです。

”この村でビールつくろうよ”
”この村で娘を育てたい。自分が夢をかなえるところを娘に見せたい”

私はこの時直感的に、ジョンなら成し遂げる、と思いました。そして私もふと思い出したんです。「お前らぁは、高知の宝やき」と言ってくれた高校の先生のことばを。

高知には、熱い思いを持った人が山ほどいる。人口減や少子高齢化、南海トラフ…心配なことはたくさんあるけれど、この「宝」がこの地にいる限り、高知は前に進んでいける。

その先生のことばを、私は今そう受け止めています。そして2022年5月、私たちは日高村へ移住してきました。

ジョンはスコットランドで3年間、自宅で醸造をして経験を積みました。日本から送ってもらったお茶でビールをつくったことも。

また、専門的な知識を深めるため、首都エディンバラにあるヘリオット・ワット大学で醸造における生化学と微生物学を修了しました。世界的にも評価の高い大学で、多くの醸造士が集まる場所です。

日高村に移住したきた年には、高知県仁淀川町にあるMukai Craft Brewingさんで1年間インターンをさせていただきました。

Mukai Craft Brewingのケンさんはアメリカ・ロサンゼルス出身の日系4世。私たちがスコットランドにいたときから、面識もないのに親身に相談にのってくれていました。ケンさんと正子さんご夫婦の協力なくしては、私たちはここまで来られませんでした。このお二人は私たちにとって師匠であり、友人であり、高知を次へつないでいく仲間です。

仁淀川町にあるケンさんの醸造所にて
高知市にあるSouth Horizon Brewingさんのプレオープンイベントにて
2023年には高知クラフトビール協議会が発足

日高村には、自分の得意分野や好きなことで起業・定住を考える地域おこし協力隊が多く、その分野も多岐にわたります。そして村には、その協力隊の活動をサポートするメンター制度「スーパー関係人口創出メンター制度(通称:スパカン)」があります。この制度を活用して、私たちは何度も仲間と事業計画の「壁打ち」をしました。仲間と議論し、持ち帰って二人で練り直し、また壁打ちする。このプロセスを、何度も、何度も。

そうやって私たちは、人生で初めての事業計画書を作ってきました。私たちと同じように自分の夢の実現に向けて活動している仲間がいてこそ、あきらめずに続けてこられたのだと思います。

そんな仲間の応援に支えられ、銀行融資2件の内諾と国の交付金採択を得ることもできました。

このコミュニティでできた仲間が、私たちの醸造所の完成を楽しみにしてくれています。今度は、私たちのビールと醸造所で、その仲間を応援したいと思っています。

そしてその先に、また新たな仲間とのつながりが待っていると思うと、楽しみでなりません。

左から歴代メンターの原さん、小島さん、秦さん。

メンターからの応援コメントも、本ページ一番最後にてぜひご覧ください。「スパカン」の詳細はこちらから。

スパカンでの学びを、勉強会でも活用。他人の事業の矛盾や不透明さには気が付きやすいものだと実感
2時間超の勉強会では、UKIKI COFFEEさん(写真の一番右が店主)のコーヒーが欠かせない

私たちが醸造するのは、主に「エール」というタイプのビールです。実はこのエールという言葉は、スコットランドやアイルランドに続くケルト文化に由来する言葉。

私たちは、そのエールの中でも、ジョンのルーツであるスコットランドで生まれたスタイルを中心に、スコットランド産の麦芽を使って製造します。そこに、日高村や高知県の豊かな自然の恵みを掛け合わせ、私たち二人のルーツを融合させた、新しいビールをお届けします。

私たちのビールは、私たちの娘のような存在

<地域の地下水をビールの仕込み水に>

私たちは天然水を仕込み水に使うことに徹底的にこだわり、土地探しをしました。醸造所用地がある場所は、昔から地下水が豊富なことで知られています。

また、スコットランドは欧米では珍しく軟水の地域なので、日本の軟水でスコティッシュスタイルのビールを醸造するのは、実は理にかなっているんです。

<地域の恵みを、後世へ残すために>

定番商品には、日高村や高知県の地域産品をビールの副原料として活用します。特に楽しみにしているのが、日高村で栽培されている土佐茶です。

土佐茶は高知県産の茶葉100%で作られたお茶の総称ですが、日本人の茶離れや市場価格の下落等により、県全体の茶栽培面積は直近30数年間で約16%にまで減少しています。このままでは土佐茶が飲めなくなってしまうかもしれません。

私たちは、この土佐茶を後世へつないでいくために、中四国最大の茶畑を持つ株式会社霧山茶園さんの土佐茶をビールに使用したいと考えています。

また、霧山茶園さんと共同で、醸造所から排出されるモルト粕の堆肥化にも挑戦します。このモルト粕堆肥を土佐茶の栽培に循環させ、そのお茶を再び私たちのビールの副原料として使うことが、私たちの夢です。将来的には、日高村が地元大学と結んでいる包括連携協定を通して、この循環方法を学術的にも広く共有していきたいと思っています。

東京ドーム5個分の面積を誇る、霧山茶園さんの茶畑。日高村唯一の茶園です
副社長の中山俊平さん(写真右)も、約10年前にUターンして農業へ転身。実は、私の弟です

<日高村に集う仲間で作る、私たちのパブ>

醸造所に併設するパブでは、トマト、ハラペーニョ、文旦、いちごなど、地域産の旬の農作物を活かした様々なビールを提供します。季節や収穫量に合わせた、パブ限定の小ロット・多種多様なビールを楽しんでいただけます。

私たちのパブは、ただビールを飲むだけの場所ではありません。観光客や地域の人々がつながり、地域の枠を超えたコミュニティとしての場を目指しています。お客さんがお客さんに「おかえり」と声を掛け合うような、みんなが「自分の場所」だと思えるような、そんな温かい場所として成長していきたいです。

<これまでの3年間>

私たちは2022年から3年間、四国、関西、関東を中心に約30カ所のクラフトビール醸造所を訪問しました。先輩醸造士の方々からは、ビールのこだわりだけでなく、設備や原材料の入手方法まで、惜しみなく教えていただきました。私たちの挑戦を喜んで励ましてくれたこと、そして温かくコミュニティに迎え入れてくれたことが、私たちの大きなモチベーションになっています。

また、クラフトビール専門店や飲食店約40カ所も訪問し、私たちの商品コンセプトへの率直な意見やアドバイスをいただきました。そこで出会った方の中には、酒類製造免許の取得に必要な書類に協力してくださったお店も多く、日本のクラフトビール業界をまだまだ盛り上げていきたいという熱い想いを感じています。

<場所と設計>

醸造所のある場所は、日高村を東西に走る国道33号線のすぐそば。妹背と呼ばれる地区に建設します。醸造所のある道を車で上っていくと、霧山茶園さんの茶畑や、ゴルフ場があります。そしてその山の北側を、水質日本一の仁淀川が流れています。

●電車でのアクセス:JR高知駅→JR日下駅(30~40分)、JR日下駅→醸造所(徒歩で13分)
●車でのアクセス:高知市内から約30分、高知龍馬空港から約40分

醸造所の設計はほぼ完成しており、これから入札に入ります(10月初旬執筆時点)。併設のパブは2026年夏にオープン予定で、春から日高村の木工職人さんと一緒に内装を作り上げていきます。

<スケジュール>

2025年

10月上旬 クラウドファンディング開始 

11月上旬 醸造所着工、醸造設備の注文

2026年

2月下旬 醸造所竣工、醸造設備設置

3月下旬 酒類製造免許(発泡酒)取得

4月   醸造開始 

5月~  リターン配送  

7月   併設ブリューパブオープン

Mukai Craft Brewingさんの醸造所を手掛けた設計士さんと打ち合わせ
空き家や空き倉庫もたくさん見ましたが、耐震や安全性の観点から、醸造所はゼロからつくることに

土地購入や法人設立などの諸経費で既に約850万の自己資金を投じていますが、ゼロからつくるパブ併設の醸造所建設には、さらに8500万円超の資金が必要です。このうち、補助金による2600万円、協調融資による4000万円(内諾を含む)は決まっています。

本クラウドファンディングでご支援していただいた資金は、残りの1880万円に使わせていただきます。足りない分は自己資金やその他の補助金を活用予定です。

● 醸造所建設:約5500万

● 醸造設備:約2200万

● 備品:約650万

● 運転資金など:約230万

酒類販売の免許の観点から、残念ながら現段階で私たちのオリジナルビールをリターンに加えることはできません。その代わりに、限定Tシャツ、醸造所見学ツアー、パブで使えるドリンクチケット、優待カードなどをご用意しています。詳細は「リターンを選ぶ」からご覧ください。また、すべての支援者様のお名前は、弊社のウェブサイトに名前(会社名、ニックネーム可)を掲載させていただきます。

また、ありがたいことに、海外から支援したいというお声もいただいております。その方たちのために、海外からの支援にも対応できるリターンをご用意しました。それらの画像には日本国旗のマークとともに、青い地球のマークをつけています。また、本ページの英語訳、動画の英語字幕版は弊社のウェブサイトで公開予定です。

<例>

左写真は寄付額12000円のリターン画像です。

applicable to overseas backers
= 海外支援者に適用可

ジョンの「この村でビールつくろうよ」から、早7年が経とうとしています。
ジョンと私は何度も話し合い、ケンカし、泣き、笑いました。
その間、たくさんの人とのご縁に恵まれ、つながることの大切さを改めて感じてきました。

高知にもっと、勇気ある一歩を。すばらしい瞬間を。

BRAVE&BRAWは、「つながりのすばらしさ」を信じ、「それを求める勇気」を持つすべての人への乾杯でありたいと願います。

皆さんと日高村で、昔からの友人のように語り合える日が来ることを、心待ちにしています。

ー醸造仲間よりー

ジョンさんは当社で1年間インターンを務め、誠実さと探究心をもって学び続けました。咲野さんと共に歩んだ経験は、彼らのブルワリーとタップルームに確かな力となるでしょう。私たちが仁淀川町で実感したように、このプロジェクトは日高村に新たな活力と交流を生み出すと信じています。ご支援をお願いいたします。

知県高知市でSOUTH HORIZON BREWINGの醸造責任者を務めております、中村と申します。

ジョンさんとは、時期こそ違いますが、同じく英国スコットランドのヘリオット・ワット大学で醸造・蒸留学を学んだ同窓生です。広い世界で同じ学び舎の卒業生に会うこと自体珍しいのに、まさか同じ高知県で出会えるとは!あの時の感激は今でも忘れられません。

ジョンさんは、スコットランドでのホームブリューイング経験、大学で培った体系的な知識、そして仁淀川町のMUKAI CRAFT さんでの実践経験と、素晴らしい経歴の持ち主です。同じ醸造家として、彼がこれからどんなに素晴らしいビールを造り出すのか、楽しみでなりません。

このブルワリーが、高知とスコットランドの文化を繋ぐ架け橋となることを心から願っています。皆様の温かいご支援が、彼の大きな力になります。どうぞよろしくお願いいたします。

ジョンと咲野とは長年の知り合いで、彼らがこのワクワクするプロジェクトを形にしていく姿を見守ることができとても光栄です。愛するスコットランドを離れ、醸造の夢を追いかけるために、二人はこの段階に至るまでたくさんの努力をしてきました。ついに彼らのビジョンが目標達成まであと少しとなり、私はその瞬間を心待ちにしています。醸造開始後にはたくさんの苦難が待ち受けていると思います。しかし、スコットランド人の情熱と日本人の粘り強さを活かし、二人はきっと高知ならではの素晴らしいビールを創り出すと信じています。同じ醸造者として、友人として応援しています。

ー日高村村長よりー

BRAVE&BRAWの挑戦は、日高村の未来!
ケルビー咲野さんとジョンさんご夫妻の「BRAVE&BRAW」設立を、日高村長として心から応援します。
「勇気」あるお二人がスコットランドから移住し、愛する日高村で新たな一歩を踏み出すことは、日高村にとって大きな喜びと希望です。 お二人が目指すのは、ただの醸造所ではありません。日高村の天然水、そして村唯一の茶園である土佐茶を使ったビールを核に、人と人が交流し、心から「つながり」あえるコミュニティの場です。さらに、モルト粕を茶畑に還元する循環型のビジョンは、持続可能な地域づくりのモデルとなります。
このプロジェクトは、日高村に新たな活力を生み、国内外からの交流を促進する「BRAW(すばらしい)」未来への挑戦です。
夢を叶えるための最後の一押しに、皆様の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

ー高知の友人よりー

私は、日高村と出会い、そこでクラフトビールを醸造するために頑張るジョンさんやさきのさんのと出会い、みんなと一緒にプロジェクトに取り組む、素晴らしさ、豊かさを教えてもらった。 日高村は、さきのさんの生まれ故郷であり、私はそんな日高村に移住してきました。 今ではその“幸せすぎる村民”の一員です。 わたしも、東京で働いていた時は、立ち止まる時間なんてなかった。 あの頃の自分に言いたい。 『忙しすぎるなら、立ち止まる勇気を持とうよ。 そうすると本当の自分の心が見えてくるよ』と。 ジョン&さきのさんも、立ち止まる時間があったからこそ、今の挑戦がある。 だからこそ、そんな時間を、二人は日高村でつくろうとしています。 このクラウドファンディングをきっかけに、ぜひ日高村に来てください。 ジョンさんがつくる、本場のとびっきり美味しいスコッチビアを片手に、 まるで昔からの友人のように、語り、笑いましょう。ジョンさん、さきのさん、そしてnossonのメンバーも、日高村でお待ちしています。

ビール造りにかけるお二人の熱い想いと、この村を愛する心にいつも感銘を受けています。この場所に新たな醸造所が生まれることは、私たちの大きな喜びです。プロジェクトの成功と、ここで造られる最高のビールを味わえる日を、心より楽しみにしています!

スコットランドからケルビーさんご家族が日本に帰国されたとき、咲野さんが日本語教師として大学で1年間働いたのが出会いでした。咲野さんは同時に日高村の日本語教室を開設し、地域や学生に多文化共生の学びの場を築いてきました。ジョンさんはスコットランドと日本の自然や文化、歴史に対する深い哲学を持ち、その思いを地域に根差したクラフトビールとして表現しようとしています。咲野さんは明るく社交的でとても頼もしいです。お二人が力を合わせて生み出すビールは、単なる飲み物ではなく、文化や哲学を感じられる特別な一杯になるはずです。お二人らしい挑戦を心から応援しています。そして、多くの人と一緒に、その美味しいビールを味わえる日を楽しみにしています。

ケルビー咲野さん、ジョンさん!いよいよですね!地域おこし協力隊の担当者として、初の海外からのUターン調整が咲野さんとの出会いでしたね。活動当初から、地域に根ざした日本語教育の実現に向け、既存の形にとらわれず柔軟にニーズを掘り起こす姿勢と同時に、ジョンさんとの夢であった地ビール生産に向けた活動にも、その熱意と行動力が注がれていることに胸が熱くなります。咲野さんの多文化共生社会の実現に向けた活動と、この地ビール事業には、「地域に新しい風を吹き込み、人々を繋ぐ」という強い意志が共通していると感じます。この地ビールが、日高村の豊かな恵みとケルビー夫妻の国際的な視点を融合させ、村内はもとより、海外の人々をも惹きつける新たな交流の起点になる。地域の未来を築くための挑戦、全力で応援しています!きっと一番最初に飲めるはず(笑) 乾杯!

ースパカンメンターより―

咲野さんに出会ったのは2023年9月、日高村の地域おこし協力隊員の事業を伴走支援する2人目のメンターとしてでした。「そのビールで、誰をどんな風に喜ばせたいの?」 僕からのこの問いに「うーん」と黙ってしまった姿を思い出します。あれからわずか2年。各地のブルワリーに足を運んでインプットを重ね、それを次々にアウトプットすることで、想いも知識も醸されて、周りの人が惹きつけられていく。その様子を見るにつけ、夢を叶えるための挑戦は、誰でも、いつからでも始められるんだなぁと勇気をいただいていました。咲野さんとジョンさんが醸すのは、「自分の気持ち」なんだと僕は思ってる。そのビールを飲むと、自分の中のいろんな感情が混ざり合って静かに発酵し、深い味わいへと昇華する。抑えられぬほど泡立つと、誰かと乾杯したくなる。 そんな静と動の一杯が生まれる日を、心待ちにしています。

「BRAVE&BRAW」の挑戦を心から応援しています。私は日高村の地域商社nossonをお手伝いしたことをきっかけに「スーパー関係人口創出メンター制度」に関わり、広報ワークショップを実施しました。その参加者のひとりが咲野さんで、毎回の積極的な発言が場全体の議論を深め、輪を広げていたのが印象的でした。後日、ご主人ジョンさんと神戸のクラフトビール店で再会した際も、周囲を自然に巻き込み、温かな空気をつくるお二人の力を実感しました。朗らかな人柄と行動力で周囲を惹きつけるお二人だからこそ、日高村に新たな交流拠点を築けると確信しています。ビールを醸すだけでなく、人をつなぎ、地域に笑顔と活気をもたらす「BRAVE&BRAW」の誕生を心待ちにし、成功を願っています。

CLS高知のイベントで偶然咲野さんと出会い、ビールの話で盛り上がったのが最初のきっかけでした。その後、日高村で地域に根ざした活動をしている小野さんを通じて再びつながり、咲野さんとジョンさんご夫妻とお話する機会をいただき、お二人の人柄や熱意に触れるうちに、「一緒に応援したい」と自然に思うようになりました。今は計画づくりをお手伝いしながら、まだ形になっていない部分も一緒に考え、少しずつ前に進んでいます。スコットランド出身のジョンさんが本気でつくる「スコットランド×日高村」のクラフトビールは、日本でも本当に珍しく、完成が楽しみでなりません。人口の少ない村から挑戦するのは簡単ではありませんが、その分、地域の魅力と人の温かさを生かした特別なブルワリーになるはずです。咲野さんとジョンさんなら、きっと最高のビールを届けてくれると信じています。そして私自身、早くそのビールを飲める日を心待ちにしています!

お買い物カゴ

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