「スタウト(黒ビール)は、僕にとって特別なビールです。スコットランドでは『ポリッジ・スタウト(Porridge Stout)』とも呼ばれるこのスタイルは、数あるビールの中でも僕が最も愛してやまない存在です。だからこそ、ブルワー(醸造家)としての情熱と魂のすべてを注ぎ込んで造り上げました。」
歴史が物語る、スコットランド流「オーツ」のこだわり
オートミールスタウトの歴史を紐解くと、世界で最初に記録されたのはイングランドでした。しかし、そのすぐ後に記録された「スコットランドのオートミールスタウト」には、大きな違いがありました。
仕込み水の硬度や温度の違いはもちろんのこと、一番の違いは「オーツ麦の使い分け」にあります。
一般的な製法ではスチーム処理された「フレークドオーツ」のみを使用しますが、伝統的なスコットランドスタイルでは、発芽させた「モルテッドオーツ」と「フレークドオーツ」の両方を組み合わせるのです。これにより、他にはない贅沢なコクと、シルクのように滑らかな口当たりが生まれます。
めざしたのは、極上のベルベットのような喉ごし
僕たちが追求したのは、リッチで贅沢なロースト感と、オーツ麦由来の優しい甘みのパーフェクトな調和。
スコットランドの「Belhaven Stout」や、世界中で愛される「Guinness」のような、窒素ガスが生み出すあの極上の滑らかさをイメージしながら、さらに豊かなキャラクターを感じられる味わいに仕上げています。まさに「豊かなモルト感(Richly Malty)」と「オーツの風味たっぷり(Packed Full of Oaty Goodness)」な、ついついもう一口飲みたくなる(Very Moreish)一杯です。
“GAUN YERSEL!” —— その言葉に込めた想い
ビールの名前になっている “Gaun Yersel!”(ガウン・ヤーセル!) は、僕の母国スコットランドの言葉(Scots)で、「がんばれ!」「いけー!」と誰かを全力で応援するときに使うフレーズです。
パブで仲間とビール片手にラグビーのスコットランド代表戦を観戦しているとき、興奮した僕がTV画面に向かって思わず大声で叫んでしまう言葉でもあります(缶のラベルにも、熱く応援する僕たちの姿を描きました!)。
高知・日高村の清らかな水と、スコットランド伝統の魂が出会って生まれた『GAUN YERSEL!』。
大切なスポーツの試合を観戦するとき、あるいは一日の終わりに自分自身を労い「明日もがんばろう」と背中を押したいとき。この贅沢で豊かなスタウトを片手に、熱い時間を過ごしていただけたら嬉しいです。






