「”Haste ye back!”(またすぐ戻ってきてね!)
楽しかったパブでの時間もあっという間。グラスを空にしてドアに向かう客人に、名残惜しさを隠せない表情で『また美味しいビールを飲みに、この場所に帰ってきてね!』と手を振る咲野。スコットランドのパブで昔から交わされてきた温かい見送りの言葉を、僕たちのフラッグシップビールの名前にしました。」
伝統的な「テーブルビール」とスコティッシュ・ヘビーの立ち位置
アルコール度数3.5%と聞くと、現代のクラフトビールシーンではかなり軽やかに思えるかもしれません。歴史的に見れば、この度数のビールは毎日の食卓で楽しまれる「テーブルビール(卓上酒)」として親しまれてきたカテゴリです。
しかし、さらにアルコールの低い兄弟スタイルである「スコティッシュ・ライト(60/-)」と比べると、この「スコティッシュ・ヘビー(70/-)」は、当時の日常酒の中では十分に力強く、贅沢な味わいを楽しめる位置づけでした。
咲野の家族が育む「霧山茶園」のほうじ茶を添えて
BRAVE & BRAWを立ち上げるにあたって、僕たちには絶対に叶えたい夢がありました。それは、代表・咲野の家族が手塩にかけて守ってきた地元・日高村「霧山茶園」のお茶を使った、自分たちの看板ビールを造ることです。
スコティッシュヘビーが持つモルト由来の優しく滑らかなキャラメル感と、高知の豊かな風土で育った「霧山茶園」のほうじ茶が持つ香ばしいロースト香(Roastiness)。このふたつが出会った瞬間、お互いの魅力を引き立て合う最高のハーモニーが生まれました。
計算し尽くされた「甘みと苦み」のパーフェクトバランス
このビールの最大の魅力は、口に含んだ瞬間に広がる豊かなキャラメル感と、満足感のあるリッチなボディ感です。
3.5%の低アルコールでありながら満足感がある秘密は、醸造工程で「非発酵性の糖分」をあえて多く残す設計にしているから。こうして生まれたスイートなモルトのボディが、丁寧に焙煎されたほうじ茶がもつ「ほのかな苦みと豊かなロースト香」を優しく包み込み、引き立て合う絶妙なバランスを実現しました。
僕(ジョン)が幼い頃にスコットランドで慣れ親しんだ「Belhaven Best」のような、窒素(Nitro)ガスによる滑らかな喉ごしをイメージして作られたこのレシピ。パブでのナイトロサーブはもちろん、缶のCO2(炭酸)で味わっても、ほうじ茶の香ばしさとキャラメルモルトの甘みが贅沢に際立ちます。
一杯のビールが結ぶ「また会いましょう」の約束
地元・日高村の清らかな地下水と、霧山茶園のほうじ茶、そして本場スコットランドの伝統製法。
僕たちの想いがぎゅっと詰まった『HASTE YE BACK!』は、単にお酒を飲むだけでなく「人と人との良い繋がり」を生み出すためのビールです。
パブのカウンターでも、ご自宅のリビングでも。グラスを空にしたあと、またこの場所に、この味わいに戻ってきたくなる。「また来てね!」の言葉とともに、今日もお届けします。
テイスティングノート
- CARAMEL SWEETNESS: モルト由来の香ばしくやさしいキャラメルの甘み。
- ROASTED GREEN TEA: 日高村産「霧山茶園」のほうじ茶がもたらす、ほろ苦く豊かな香ばしさ。
- SESSIONABLE & RICH: 味わい深いボディ感がありながら、低アルコール(3.5%)で軽やかに楽しめる飲み心地。
BEER STYLE: SCOTTISH HEAVY w/ HOUJICHA
ABV
3.5%
OG
1.039
FG
1.012
SRM
12.3
IBU
12.5
GRAIN BILL
| Scottish Pale Ale | 71.8% |
| CaraMalt | 7.7% |
| CaraAmber | 6.6% |
| Flaked Oats | 3.3% |
| Dextrin | 3.3% |
| Melanoidin | 3.3% |
| Flaked Wheat | 2.2% |
| Roasted Barley | 1.7% |
HOPS
| East Kent Golding | Boil – 60 mins 0.5g/L |
| East Kent Golding | Boil – 45 mins 0.3g/L |
ADJUNCTS
| Houjicha | Whirlpool 1.8g/L |
| Rice Koji | Trace |
YEAST
Lallemand LalBrew House Ale
WATER (ppm) Ca 125 | Mg 18 | Na 21 | Cl 107 | SO4 58






